今年はインフルエンザの予防接種を受けました。
父親の命日に高野山(奥の院)にお参りしたら…どこがコロナ禍中なのかと言いたくなるほどの「密」状態↓
ケーブルカー満員、バスも満員。マスクこそしているものの、「喉がいがらっぽくて」と平気でゴホンゴホンする輩も。同行者すら顔を背けていたよw
年に1回のお参り時には、お昼に精進定食を食べるのが楽しみで↓
行き当たった食堂で香の物、炊き合わせ、胡麻豆腐、刺身こんにゃく程度の定食を頼むのだけれど(胃にもたれないので食後もさくさく動ける)、これが結構な値段がする上に出てくるまでに何故か時間がかかる。
この日はレストラン中央という店で精進弁当(1,300円)を。何と野菜天ぷら付きの豪華版。ごちそうさまでした。
昨日は阪急百貨店のイタリアフェアに寄った帰りに、先日泊まったUSJ近くのホテルのブッフェを夕食で利用。今回はまだ観覧車がライトアップ中でした↓
「一般人なんだから気を遣わないで」とことわったにも関わらず、またマヌーリ・シェフが出ていらしてブッフェの自身の料理を盛り付けて下さった↓
今回はシェフが作った(指揮した)料理が盛りだくさんで、
アクアパッツァはお頭付きの豪華版(案の定すぐ無くなって次のが投入されていた)。赤ワイン煮とミネストローネは温かく、オレキエッテ(耳たぶの形をしたパスタ)も優しい味で幾らでも食べられる。
その上に「珍しい食材が手に入ったから」と作って下さった一品が↓
南部アブルッツォ地方の郷土料理「仔羊肉(ラム)のミニケバブ」
ラムの薄切り肉を香草と一緒に串に巻き付けて焼いた料理だけれど、イスラム圏の影響ありな地方だっけ? 左の紫色の花はローズマリー。美味しかった(^^
ただ、ここへ食事をしに来る前に寄った阪急の「イタリアフェア」で買ったサラミを差し上げると、「自分も明日の午前中に行くんだけど、イタリア人は居た?」と問われ、ふと「ふるさとは遠きにありて思ふもの」(室生犀星「小景異情ーその二」)という詩の一節を思い出した。作者的には単なる「望郷」の気持ちを綴ったものではないらしいんだけれど、いつでも帰れる場所だからこそ、遠く異郷の地でも暮らして行けるのに、帰ろうにも帰れない現状での望郷の念は如何ほどかと。コロナが収束する日が来たら、シェフはイタリアに戻ってしまうかも知れないなぁ…。
来年1月2月はついに「イタリアンフェア」開催だそう(12月は当然のクリスマスフェア)。だからこそまた食べに行かねば!
Instagramに「スパゲッティは嫌い」と書いておられるので何故かと尋ねると、「小さい頃から食べつけているから。他にも色んなパスタがあることを広めたい」との答えが返って来た。前回はコンキリエ(貝がら)、今回はオレキエッテとニョッキ、さてフェアでは何のパスタを使われるのか楽しみ(^^