"Generazione di Fenomeni(驚異の世代)"…1990年代の伊男子バレーボール代表を評する言葉。あれほどの人材を揃えても獲れなかったオリンピックの金メダルを、ようやく女子代表で獲得したヴェラスコ監督。本当におめでとう!
スタッフにベル君(ローレンツォ・ベルナルディ)おるやん!!
FIVB(国際バレーボール連盟)が選んだ「20世紀最優秀選手」にカーチ・キライ(決勝相手のアメリカ女子代表監督)と共に選ばれたほどのバレーボールの申し子。強烈なジャンサと途中でストンと落ちるフローターサーブを持ち、強烈なスパイクを叩きつけるかと思えば、エンドラインぎりぎりの足の長いスパイクを落とし、相手ブロックにちょろっとボールを当てては外に出す。あのボールの当て方よ。本当に誰もが才能を認める選手だった。
ただこれほどの選手でも欠点が1つ。自分の思った通りに試合が運ばない時、すぐ頭に血が上る(→苛々してプレイが強引になり更に悪化する)。監督は「頭を冷やせ」とばかりにベンチに下げるんだけど、時として最後までコートに戻れない時も…(^^;

国歌斉唱からニヤニヤしながら懐かしく観てました。
ブロックを2枚にして、クロス側はレセプの態勢で待つ。昔男子代表でもやってたなぁ。今や男子だとスパイクに威力があり過ぎて使われない守備体形だけど、そこまで威力のない女子だと使えるんだね。
構えた腕をボールが当たった瞬間に切るようにして受ける、同じく当たった瞬間に少しだけ腕を引っ込めるようにして受けるレシーブ、ベル君が現役時代に良くやっていた。途中でストンと落ちるフローターを打っていた選手も居た。まずはブロックで止め、抜けても良く守り、良く拾い、良く繋ぎ、良く声を出し…全盛期の男子代表を見るようで懐かしくて懐かしくて。特にリベロが素晴らしかった。
男子並みの18番(ナイジェリアからの移民)はさておき、よく頑張ったのは17番(コートジボワールより移住)。アメリカのサーブの標的になっていたけれど調子を崩さず、利き腕は右なのに左で相手コートに放り込んだり、ジャンプフローターは空中でゆらゆら揺れる…リアル『ハイキュー‼』w
んで、試合終了後にヴェラスコ監督が最初に抱き合ったのがベル君↓

女子決勝のスタッツ↓。女性解説者が「ブロックがイタリアの11に対してアメリカ0。これは大きい」と言っておりました。

日本が敗退した後、Yahooの記事だったかで元日本代表の選手が「日本のブロックは「止める」ブロックではなく「威力を削ぐ」ブロックだから」と言っていたけれど、ブロックは止めるに越したことはない。上手く威力を削いだとて、味方コート内に跳ね返る(落ちる)かは保証の限りではないし、常にスパイクが抜けて来る状態ではLやOHに余計な守備負担をかける。フルセットともなれば、その1セット毎の守備負担は大きな疲労となってのしかかる。それと層の薄さ。交代要員は身体も出来てなさげなひょろひょろ選手。あれでは強烈なスパイクを食らうと吹っ飛んでしまう。
バスケに人材を持って行かれるという理由もあるけれど、全日本のMBが難ありなのは昔から。OHだけでなくMBも石川のように何年も腰を据えて海外で腕を磨くべきかと。五輪の直前シーズンだけの「お客様」ではなくね。
さて、NHK動画がいつまで見られるか分からないので、さっさと男子準決勝(寝ていた)と三決(寝てしまった)を観ようっと。
そう言えばイタリア選手団が着ているユニはエンポーリオ・アルマーニのスポーツライン「EA7」。これを先週の『ブラック・ペアン2』の悪役(恵俊彰)が着ていて「止めてくれ~!」状態だった。BGMのクラシックも先週がオッフェンバックの「天国と地獄」、その前週がラヴェルの「ボレロ」。五輪を意識しているのか双方妙な体育系アレンジがなされていて、「医者にとって手術は「運動会」かよ」と突っ込んでしまった。クラシック曲など数多あるんだから、もっとふさわしい曲もあるだろうにね(^^; そう言えば天城先生はペイズリー柄を着なくなったけれど、先週はEDで菅井教授が持っていたコーヒーカップがペイズリー柄だった。あれ売り物だったら欲しいなぁ(^^;