0513

難波だと(インターバル)15分で繋げたので映画のはしご。後者は見る気なかったんだけどね(^^;
あくまで個人的な感想ってことで。

しかし開始前の映画案内のナビゲータ・歌舞伎俳優も棒なら、映画『植物図鑑』広告のコブラさんも棒、
『ヒーローマニア』ものっけから中津さんの棒ナレーションでズコーとなったw

『ヒーローマニア』
これは面白く、終始くすくす笑いながら見ていた。
とはいえ、それはバックボーン(記憶)と照合しながら見ているからであって、
それを持たない(例えば芸術方面に無趣味な)人は現実と比較するしかなく、
さぞや矛盾ありまくりの、ちっぽけでつまらない世界に映ることと思う。

例えば最後のナイフを持って追いかけて来る屈強な黄色のレインコート男。
折しも今日は“13日の金曜日”、頭の中では「ジェイソンだ~」とニヤニヤしながら見ているんだけど、
ジェイソンを知らなきゃリアルな血塗れ殺人事件場面に過ぎず、嫌悪感を抱くだろうということ。
彼なら金槌で殴ったくらいじゃ死なないw 

おじさんと初めて会う(やり合う)場面はBGMににやにや。
昔の映画音楽だっけか?、とにかく聴いたことのある有名な曲に似せてあり、「ああ、あの曲のつもりか」と。
それが2曲も3曲も続くので楽しかった。
船越さんの携帯呼び出し音(ショパンピアノソナタ第2番「葬送」』第3楽章:≒葬式の曲)にも笑ったw

そういう楽しみ方ができるのはやはりある程度年を食ってないと無理な訳で、年配者向けの作品。
でも漫画原作でキャストも若向けだから、そこで齟齬をきたして集客が難しいのだと思う。
個人的には気に入りました。最後も良かったな。
大騒ぎして変わったのはほんの少し、でもその少しが人生に光を与える。人生なんてそんなもの、と。

極力目立たないように撮ってはいたし、本人が熱意を持って演じているのは伝わるけれど…棒(^^;
前述の通り、のっけのナレーションで挫折しかけましたw


『ROAD TO HiGH&LOW』
黒地に赤のタイトルロゴ入りのポスターを貰いました。プレゼントは嬉しいけど、どう使えと?(^^;

↑の主人公のキョどり&ドモリ友人が、スモーキーに豹変する映画(違
そのスモさんのドラマ未公開ショットは白アライグマさんのところで登場。一時停止ボタンが欲しかったw

ちょこちょこ未公開映像を挟んだり、映像を差し替えたりしていたけれど、
印象的だったのは手のひらに付いた吐血を眺める部分。
ドラマではすぐ場面が切り替わったけれど、映画では一時己が左手を眺めている。
「俺達は生きることを諦めない」と言う割に、自分に関しては死を覚悟している様が良く伝わってきた。
BGMも変えてあり(というか、その場面の一部に使用されている曲を長回し)楽しめた。

ドラマの時もこき下ろしたけど、あの10話の延々と続く友情棒場面がどうにも退屈で、「早く予告やって」状態。
熱演はしている、でも演技が下手で全く伝わらない。
それと自分の意志で選択した結果なのに、尻拭いを周囲にさせるノボルにも共感できない。

予告で死亡フラグ立っとるがな(TT



今夜のBGM: ショパン『ピアノソナタ第3番』第4楽章
確か『忍空』とかいうアニメで登場人物がこの曲を弾いており、
「へ~ショパンなんて弾くんだ」と思ったのも束の間、次に小室哲哉のバラードを弾き出してズコーっとなった(^^;
今日は何かと突っ伏す一日だったということでw