ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を、新しく出来たフェニーチェSACAYへ聴きに行った。いやぁ質の高い演奏で素晴らしかった(^^

時々音がズレたりはするんだけど、それを補って余りある団員全員の頑張りようときたらw 観客も最初のベートーヴェンから「ブラボー」コール。最後まで大盛り上がり。

ウィーンフィルは最早物見遊山で管楽器が特に酷いし、ベルフィルは真面目に演奏はしてくれるんだけど選曲がマニアックで楽しめない。

今夜の演目はベートーヴェンの4番とショスタコーヴィチの10番。ショスタコの第二楽章(スケルツォ)は余りの凄まじさに唖然。騒々しい咳も、この時ばかりは静まってたしw


Shostakovich - Symphony No. 10 - Fragment

実際に聴くと、こんなもんじゃないです。凄かった…(^^;

フェニーチェ堺(大ホール)の音響も良かった。椅子も壁も木製で、壁が幾何学的にボコボコしているのが良さを生み出しているのか、ヘボいフェスや音響は良いけど客席数が少なくてチケット代がかさむシンフォニーホールに取って代わるかも知れない。ただ舞台がシンフォニーH同様狭くて、大編成のフルオケだとぎっちぎち。

f:id:canero:20191123235022j:plain

アンコールは2曲↓

f:id:canero:20191123235241j:plain

 

ホワイエに飲食店が入っていて、結構地元色が強いというか、気取っていない品揃え。今度来るときは試してみよう。

ホール出口向かいにテアトロ・ポンテヴェッキオ。
コースは2人からしか注文できないので、アラカルトでプリモとセコンドを頼んだけれど、どちらも美味(^^ こんな混雑しそうな日に1人客の予約を受けてくれたし、店員さんも気さくで親切。但しポンテヴェッキオ系列ということで値段はそれなりに…orz

良い夜だった(^^