こんな本出てたのね

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日本でドン・エイリー本が出てるなんて(^^;
現在は(ジョン・ロードの後を継いで)ディープ・パープルのkbdsに落ち着いているけれど、HR/HM最盛期の頃のこの人の「渡り鳥」っぷりときたら…私の大学時代の余暇の大半は、この人の参加アルバムを探すことに費やされたと言っても過言ではないw

元々はジャズ・ロック畑のミュージシャンだったのを、友人の故コージー・パウエルの紹介でレインボーに加入。そのためかジョン・ロードハモンドオルガン)に憚ることなくHR/HM界に大々的にシンセを持ち込んだ。イングヴェイがギター界のネオ・クラシカルの祖とするなら、シンセのみで綴る壮大なイントロを最初のアルバムから披露した彼はキーボードにおける祖なのだと思う。

ホルスト作曲『惑星』の「木星」をイントロで披露(1979)↓
間奏のGソロの最後でピアノの音色をブラス系に変化させながら弾くフレーズも短いけど好き(^^


Eyes Of The World

同アルバム(Rainbow"Down to Earth"(1979))より、シーケンサー打ち込みではなく手弾きの細かなアルペジョにブラス系の荘厳なフレーズを重ねた間奏部も大好き↓


Lost In Hollywood

それから当時HR/HM好きの間で結構人気だった荘厳な(おどろおどろしい)イントロ↓
(Ozzy Osbourne"Bark At The Moon"(1983))
うちの(高校の)クラスの男子が学園祭で演奏してたっけなぁw


Ozzy Osbourne - Centre Of Eternity

同アルバムの"Waiting for Darkness"も音色の変化といいフレーズといい大好き。1枚目の"Blizzard of Ozz"(1980)の"Revelation(Mother Earth)"のソロもクラシカルで好き。あとついこの前「余り好きじゃない」と言ったMSGのアルバムにも1枚だけ参加していて、平和な街に爆弾が投下されていそうなイントロを弾いている↓
("The Michael Schenker Group"(1980))
当然インストの"Bijou Pleasurette"のバックを弾いているのも彼。


MSG-Cry For The Nations

実はこれにも参加している↓
もうね、当時の欧州の大御所バンドのアルバムにはほぼ全部参加していそうな勢いだったのよ。調べて集める側の身にもなってくれ~(TT


Whitesnake - Still Of The Night

音大を出ているので、ロック(ポリスの曲)をクラシカルアレンジして指揮をしたりもしている↓


The Royal Philharmonic Orchestra plays Roxanne

同じアルバム中でポリスの曲をジャズアレンジして、自らピアノを弾いているのが↓
グリッサンドが好きw(なんのこっちゃ)


Every Little Thing She Does Is Magic

でもやっぱピアノを弾きまくっているのが好きかも↓


Cozy Powell - Over the top

それとこれも好き。正しくは1983年のライヴね↓


Sunset (Live From Shinjuku Kousei Nenkin Hall, Tokyo, Japan/1986)

語り出すと話が尽きないので、この辺で。DPで余生を送って以降は追ってないし、昔のも漏れがあるかも知れないのでムック本買うか!?

そういえば仕事納めの明日SATSUMA3042さんのYouTubeライヴが。
まぁ毎度うん千円を投げ銭している方々に日頃の感謝を込めて景品をあげれば宜しいのでは? 実家に戻るから多分リアル視聴は無理だし、最近中途退出するからログインしとらんしなぁ…。