イタリアン三態

今夜は月が大きく綺麗だった(^^ 思わず立ち止まってスマホを取り出す人多数。

イタリアンその1

「腐臭漂うパンチェッタ」
某成〇石井で「イタリアと同じ製法で作りました」という謳い文句のパンチェッタ(豚三枚肉の塩漬け)ブロックを購入した。十分に賞味期限内の筈なのに、袋を開けた途端に漂う豚肉の腐った匂い…「いやそりゃ長期間塩漬けにしていたから肉自体は古いだろうけど、まさかね…」とアマトリチャーナにしてみたけれど、もう煮込んでいる最中ずっと変な匂いが漂い、出来上がったものを食べても妙な味。案の定翌日お腹が痛くなったので全廃棄。勿体ない(TT

製造途中で塩をケチって、肉を囲っていない部分でもあったのかねぇ?
農水省がイタリアの豚畜産物の輸入を解禁するまで、代替品に手を出すのは控えようと思った次第。

イタリアンその2

「コロナ禍のイタリアン」
以前二度訪れたことのあるイタリアンが滋賀の奥地に移転するとのこと。
大阪イタリアンの激戦区の一つ、その駅から少し離れたところにあるレストランで、職場の人に勧められて行ったのがきっかけ。二度で終わってしまったのは、恐らくアラカルトオンリーだったのと(高くつく)、コロナ禍で客足が遠のいたからか1人客お断り状態になってしまった(売り上げ1/2なので)のと、あとは二度目に訪れた際に「誰からの紹介か」を問われたこと。一度行ったことを忘れられているのは別に気にはならないけれど、初回時に職場の人の紹介だとは言ったし、今日日Google Mapの口コミを見てやって来る客も多いというのに、『京都の料亭みたく一見さんお断り?』という印象を持ってしまったこと。

娘さんがお菓子を作っているから菓子工房付きの店に移るのだろうし、賃借料の高い
大阪市中心部よりコストが安くつくと考えたのだろうとは推測するけれど、田舎は田舎で都心部より賃金が安く、大阪と同じ価格設定では客は寄り付かない。その移転する店舗もまた、その地で「潰れた」から空いているのだと…。
それからFBにレスしている方、「最近行けてない」から移転するのだよ。閉店日の百貨店に押し掛ける客のように、多分この記事投稿以降、閉店日まで満席が続くだろう。そして店主親子は内心『この状態が続いていれば、ここに居続けられたのに…』と思うのだろうな…。

つくづく商売は難しいと思う。

福岡のイタリアンも三度目で「もう良いか」と思ってしまった。
物価上昇に賃金が追い付かない中、土地柄にしては高価なので客が減っているのか、当日でも注文可能な簡易コースの客には紙ナプキン、事前予約必須の本格コース客には布ナプキン、アラカルト客にはナプキンなしと区別していたのに気付いて気分が萎えてしまった。ピッツァ単品の客は自前ティッシュで口を拭けと? それはないわw

客はちょっとしたことですぐ離れる。変なところでケチケチしない方が良かったね。

イタリアンその3

以前からあちこちで見かけて気になっていた「ローマ軒」というイタリアン?に先日入って「焼きスパゲッティ」なるものを食べた。
イタリアンな「焼きスパ」はカルボナーラとミートソース他数種だけで、あとはナポリタンやジャポネ(和風)等、中華そば代わりにスパゲッティな創作メニュー多々。あと一皿数百円の前菜(小皿料理)。

パスタは日本人好みのもちもち食感でアルデンテではない。おまけに半分に折ってあるのか1本が短い。フォークに巻き付き過ぎない、それ故にソースが衣類に飛び散りにくい工夫なのだろう。ただ巻きつけた際に端があちこちから飛び出していて、見た目は悪いw あと麺に野菜が少し混ぜ込んであるので、肉パスタ単品でも野菜は少し摂れる。これも客への配慮なのだろう。

何にせよ昼は1,000円でお釣りが来、夜も小皿を1~2皿付けて1,500円程度でお腹に足る庶民の味方っぷりで、これはこれで「あり」かもと思ってしまった。

 

今夜のBGM: "Sunglasses at Night"(Corey Hart: 1984)
カナダのシンガーソングライター、コリー・ハートの大ヒット・デビュー曲。執拗に繰り返されるシンセリフとタイトル歌詞が強烈なインパクトを与える。1980年代の洋楽の隆盛はシンセがデジタル化され、コンパクトで扱い易くなり一般に普及が進んだことも一因で、この曲のシンセもヤマハの名器DX7(1983年発売の世界初の16音同時発音デジタルシンセ)が使われているのだそう。このブラス系の音色当時流行ったよなぁ。

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猫も杓子もDX7、80年代大ヒット曲のオンパレード↓
当時の三大シンセメーカーはYAMAHARolandKORG。日本メーカーで世界を席巻してたんですぜw

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