もう削除(^^;

今夜のSATSUMA3042さんのYouTube ライヴがもう削除されてらw
直後に落としておいたから良いけどね。

この方の演奏でヴァン・ヘイレンは見直したクチで、冒頭はしっかり聴いていたんだけれど、フライングVを見た途端に席を外して家事続行。
前にも言ったように曲の質がオジー等と比較すると一段落ちる(大衆性に欠けるというか、ギターオタクが作った曲という印象を受ける)のと、やたら長い曲が多いのと、フライングVの硬い音色が余り好きになれないからだと思う。
いつぞやフライングVのまま"Bad Boys"を弾いていたけれど、いくらKemperで音色を近づけても音の硬さはそのままで違和感あったなぁ(^^;

イングヴェイの"Stacarr Lane"から春畑さんと高中さんの曲は聴いて(フュージョンも嫌いじゃないし)、SATSUMAさん作曲の"Legend of Bomber"を聴いていたらトイレに行き損ねてそのまま後半へ。

後半最初は何と「ルパン三世のテーマ」。アレンジはなかなか良かったけれど、如何せんバッキングが酷いw ヨーロッパの"Tha FInal Countdown"も間延びした女性voが全てをブチ壊し。
その点平素は余り聴かないプリーストの"Painkiller"は、ご本人が気合を入れてCD並のバッキングトラックを作っただけあって、非常にスリリングで聞きごたえのある演奏だった。"Stars"以降は用事をしながら画面を見ていただけ。ああ、TOTOは聴いたな。

最後にZepの"Stairway to Heven(天国への階段)"について。
大学時代Zepの曲を2曲と続けて聴いていられない(カセットデッキのSTOPボタンを押して2曲目の途中で止めてしまう)のが、「別に曲が嫌いな訳でもないのに何故?」と不思議だったけれど、彼等の(というかペイジの)ピッチが不正確なことが理由のようだと判ってから得心が行った。

ジミー・ペイジの完コピをしているギタリスト氏の演奏に接した人によると、変拍子でもないのに「ここに一拍入れて」と指示を受けたりしたそうだ。つまりペイジの「もたつき」は時に一拍分に達してしまう程酷かったというわけw
それにドラムが合わせてしまうから、頭の中で「この曲はこの速さ」と無意識にリズムを刻みながら聴いている人だと、演奏が正しく刻んだり遅れたりして微妙に揺らぐ、そして全体として段々遅れて来るのに耐えられなくなるのだろう。

そういう演奏をSATSUMAさんはメトロノームをかけながら弾く。
それはある意味「原曲とは似ていない」演奏であり、逆に正確なピッチを刻みながら弾く人はZepをコピーすべきではないのだと個人的には思う。
(先のペイジの完コピギタリスト氏はその「もたつき」すら再現しているそうです)

まぁ適度に用事も片付け、見どころも逃さずな聴き方をしたのではないかと(^^;

 

 

今夜のBGM: 「渚・モデラート」(高中正義: 1985)
YouTubeの埋め込みが禁止されているようなのでリンクを貼るだけに。
海外から投げ銭(20ブラジルレアル≒450円)を貰った"Painkiller"とどちらにしようかと迷ったけれど、寝つきの良さそうな方をw 夏らしいフュージョンです。