使えないピッツェリア

先月だったか職場のほど近くにPizzeria(ピザ屋)が出来た。なかなか機会がなく、昨日帰りが遅くなったので「テイクアウトするか」と初めて寄ってみた。

店の外に出しているメニューを見ていると女性店員が出て来て「それは写真がないから判り辛いでしょう」と写真入りのメニュー(チラシ)を渡してくれた。茄子のピッツァにしようと決めて店内に入り希望を伝えると、会計をしようとレジを売っていたその女性店員が「あれ、テイクアウトがない」。どうやら店内食限定の種類だったようで。「何故テイクアウト出来ないの?」と尋ねると、店主らしき若い男性がおもむろに黒マスクをして「テイクアウト用ではないから」と。

いや、だからそのテイクアウト出来ない理由を尋ねたんだけど?(^^;
テイクアウト用より原価が高く、箱等々を使用すると儲けが減るとか、例えば原材料に水分の多いものが含まれており、食べるまでに時間を置かれてしまうと味が落ちて、それが自分の店の評価とされるのが嫌というなら理解できる。でもこの答えでは「俺様がそう決めたから」でしかない。

その間他のスタッフが「トッピングがご希望に近い(テイクアウトできる)これなど如何でしょう?」と勧めるでもなく、当然「また気が向いたらお越しください」の挨拶もなし。突っ立って見ているだけ。商売する気があるのかしらん?(^^;

全面透明ガラスの店というのは、店内に客が大勢居る場合は「流行ってるなぁ。美味しいのかな? 入ってみるか」となるけれど、閑古鳥が鳴いていると「入り辛い」でしかなく、下手すれば「あ、あの人(会社の知り合い)食べてる」となって少々気まずい。

その閑古鳥状態で少し勇気を出して入って(そんなにしおらしくもないがw)、アマルフィの胡散臭いバールで食べた茄子ピッツァは美味かったなぁと頼んでみたんだけど…30数年来のイタリア好きだから、気に入ればリピートする可能性も大いにあったんだけどね。もういいや。ご縁がなかったということで。

春になって気流が安定したらアプテーカ・フレーゴにまた本場モノを食べに行こう。
今年こそイタリアに行きたいな。まだ農水省は伊の畜産物の輸入禁止を解除してくれないから、モルタデッラ&グアンチャーレ欠乏症になってしまったw

 

今日のBGM: 「デスラー襲撃」(宮川 泰作曲:『さらば宇宙戦艦ヤマト』サントラより)
フルオケ演奏なのにボンゴやコントラバスのリズム隊が荒れ狂い、気迫溢れるスリリングな一曲。DTMが生演奏に遠く及ばない部分。漢なデスラー総統(敵→最後は味方)のテーマ曲。