JL331

お気の毒な昨夜のJAL331便(羽田→福岡)(TT
いつも「こんざつ」している福岡空港に着陸を拒否られ、関空に向かったものの客を降ろせず、羽田に夜中に舞い戻ったそう↓

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Flightrader24は無料モードでも過去7日間のフライト状況が検索できる。
(だから海外に行くときは候補の便の運航状況を調べて決めるようにしている)
JAL331便の最近の運行状況は↓ これだけ見ても遅延しがちなのが分かる。

Flightrader24で検索したJAL331便の直近の運行状況
オレンジで囲んでいるのが昨夜の便

18:30離陸予定が実際に離陸したのは20:18。関空に行って機体整備(給油等)して飛び立ったのが翌01:55。羽田着は02:44。航空ファンなら喜ぶ珍体験だろうけれど、出張帰りのビジネス客等は疲労困憊だったろう。お気の毒に…。

旋回して着陸待ちしていたにも関わらず福岡空港に着陸拒否されて関空に向かう↓

更に関空から羽田に舞い戻る↓

一旦着陸待ちさせておきながら(旋回している)、福岡空港は何故着陸を拒否したんだろう? 同じ路線の後続のJAL333便、335便は22時過ぎて福岡空港に着陸出来て、331便だけハブられたそうな。
街中にあって便利な空港(JR博多駅まで地下鉄2駅の至近)だけれど、先日初めて使った時で即「こんざつ」という印象を抱いたから、元々ぎりぎりの運用なんだろうね(^^;

乗客の方の書き込みでは、
機長は「21時55分頃には到着できるから」と羽田を離陸。
福岡(滑走路長2,800m)に着陸を拒否られて最寄りの北九州空港(同2,500m)に降りたくても滑走路の長さ不足で、離着陸可能な関空(A:3,500m、B:4,000m)へ。
関空は既にターミナルが閉まっていて乗客は降機出来ず。またこの機材を扱える整備士がおらず伊丹から呼んで時間を食った(3時間)…のだそうです。

エアバスA350-900という国際線で使用する機材をJALは国内線で使っていて、シートピッチ等も国際線並みでリラックス出来るそうだけど、その分重いわ長いわ。探したサイトによるとテスト時に必要だった離陸滑走距離は2,360m。このフライトは満席だったそうだから(余計に重い)、北九州空港では降りられても離陸出来ないわな(^^;
関空余裕(^^)v