アイドル

雨が降り出す前に…とスーパーに15日に切れるかも?なミネラルウォーターと牛乳を買いに行ったら、皆同じことを考えたようで非常に混んでいた。
例年なら「お盆休みに何の(ちょっと凝った)料理を作ろうか?」となるんだけど、今年は全くその意欲が沸かない。イタリア産の豚肉加工品の輸入が止められて入手出来ないからなのか(好物のアマトリチャーナが作れない(TT)、疲れ過ぎて「何もしたくない休みたい」のか、単純にトシなのかは不明。

7時のNHKのニュースで台風情報を確認した流れで、続く『ファミリーヒストリー』を見ていたら…これが見応えがあった。ゲストは草刈正雄氏。美形人気モデル→俳優という阿部寛さんと同じ流れの先駆者的存在。
第二次世界大戦後、日本にはこういう今で言う進駐軍兵士との間に大勢のハーフが生まれ、勿論相手の日本人女性と二人の間の子を米国に伴って正式に家族とした人もいたのだろうけれど、大半は日本に捨てて行かれたという話。相手の女性とその子を表す呼称もあるのだけど、現在は差別用語に該当するかも知れないので書かないでおく。

草刈さんのお母様は出会いが普通だったが故に、上記には該当しないと思われていたのかも知れない。でも父親にとってはそうではなかった。映像には本国に戻って結婚した妻と子供と思しき写真も映っていたけれど、登場したのは彼の叔母と従兄だけ。自分の父親が判明した草刈氏も、今更現地妻と子のことを知らされた本国の親戚も、双方に葛藤が残る。複雑な表情をしたまま現地に向かい、対面した米国の叔母は開口一番"Forgive me?(許してくれる?)"だった。父親も正妻も既に亡くなっているが故に、また草刈氏側が(事実を知る以外)何も望んでいないために何とか公表出来たのであって、どちらが欠けていても修羅場になった可能性が高い。

まぁこれも先の大戦が残した爪痕。続く特別編が安寧であることを祈りたい。

表題のアイドル(idol)は盆休みで「仕事が休みでゆっくりしている」という意味だけれど、暇に飽かせて昔の「アイドル」映像をつべで見ていたり。現在でもトップに君臨するのはやはり中森明菜だろうなぁ。声域は限られるけれど、生歌で腹の底から歌っているから声量が桁違い。しかも絶対に音を外さないしコントロールも抜群。彼女の頂点は「Desire」(20歳)あたりだろうけれど、気に入っているのは高中正義氏作曲(でロック調の)↓(19歳時)
このマイクと口との距離よw

https://www.youtube.com/watch?v=6yMxYhurKLI

これも伝説的な映像。曲を提供した井上陽水氏と、これまたvoとして評価の高い玉置浩二氏を従える貫禄の20歳↓

https://www.youtube.com/watch?v=bpcvZbBU2JM